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Adachinですっ。

ロードバランサーをipvsadmで設定をしている場合、

コネクションの値とかグラフ化して可視化したいなとググりまくってました。

そもそもipvsadmのバージョンが低すぎたため、snmpで値も取れず。。。

で、下記のテンプレートとUserParameterの設定をすればグラフ化できるよとあったのですが・・・

https://github.com/shinonome/zabbix_ipvsadm

なかなかうまくいかないので、「awkコマンド」使ってやってみました。


■ipvsadm -Ln

・例

ActiveConn:現在アクティブなセッションの数

InActConn:接続が完了してから一定時間内のセッションの数

この2つを可視化します。


■/etc/zabbix/zabbix_agentd.d/ipvsadm.conf

変数化して楽にしました。


■zabbix_agentd.conf

これだけ。

設定できたらzabbix-agentdを再起動。


■zabbixにてテンプレートの作成とグラフ化

新しくテンプレートを作ります。設定するのは

1.アプリケーション→名前作るだけ

2.アイテムi001

InActConnも同様に行います。
新しいサーバが増えた場合は新しくアイテムを上記のように作成すればOKです。

3.グラフ

i02


4.スクリーンに追加

LBはkeepalivedで冗長化しているため、
MASTER、BACKUP二台とも設定しました。i003


■まとめ

これで可視化できたから見やすい!!!
LBリプレイスしたい!

参考:http://magonote-tools.com/ja/archives/435

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adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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