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最近のCloudWatchはすごい。ほんの数年前はリソース系(UI)見にくいとかあったのですが、
最近はかなり使いやすくなっています。

これならZabbixとかnagios建てる必要もないかも。
CloudWatchはデフォルトでメモリー使用率、ディスク、ロードアベレージを可視化することができません。なのでモニタリングスクリプトをぶちこまないとダメなので、今回はその設定をブログします。


■環境

・EC2(Amazon Linux)


■必要パッケージのインストールと設定

・モニタリングスクリプトのダウンロードとインストール

・インスタンスにIAMロールを関連付ける or  AWS認証情報を指定

IAMロールの方が簡単。

(IAMロールの場合)

(AWS認証情報を指定する場合)


■テストラン

・実際にCloudWatchのダッシュボードでも確認

Linuxシステムが増えているかと思います。

・crontabに登録


■aws-mon.sh

上記のスクリプトだとメモリー使用率とディスクだけなので、それを含めて完全系のスクリプトがあります。ロードアベレージもなんでもある。

https://github.com/moomindani/aws-mon-linux

・ダッシュボードで確認

System/Detail/Linuxが増えて、ロードアベレージが表示されています。

・crontabに追加


■設定完了


■まとめ

ここらへんをデフォルトで設定できるようにしてほしいよAmazonさん。。監視工数が・・・と思ったけどここらへんはansible化かな。

作ってみた。

https://github.com/RVIRUS0817/ansible_plaza/blob/master/roles/cloudwatch/tasks/main.yml

参考
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/mon-scripts.html

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カテゴリー: AWSBlog監視

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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