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最近知ったイケてるsshである「多段ssh」についてブログします。
もともと、tmuxを使いこなしている自分は踏み台にtmuxを貼って、
各サーバにsshをしていました。
これだと踏み台がダウンしたらまたアタッチし直さないといけないし、
tmuxプロセスが増えて、
監視サーバが「おいっプロセス多いぞ!なんとかしろ」とか警告が出た経験があります。
なのでサーバにも優しくない感じ。
つまりローカルにtmuxを貼ってプロキシして(踏み台経由)
各サーバにsshするのが相応しいのではないかと。
あとはscpするときもわざわざ踏み台に入って作業することもないはず。
今回はadachin-serverを例として流れを書いてみました。


■今までのsshと新しいssh

・今までのssh

踏み台にログインして各サーバにログイン。

 

・これからのssh

ローカルからProxyCommandを使って各サーバにログイン。

 


■設定方法

基本ローカルにある~/.ssh/configに設定してあげるだけです。
(例)


■確認

 

よし!これで踏み台にわざわざログインしなくてもローカルから直でsshできるようになった!
プロキシぱない!


■まとめ

ハマったのは同じ公開鍵で、
踏み台と接続先両方ないとパスワード認証でログインとなってしまうので注意!
そういえばローカルにtmux貼ってそこから踏み台入りからのtmuxアタッチすると
デタッチするときにローカルのtmuxが閉じてしまうのでproxyしちゃえば関係ない。

これぞただん!

参考
http://qiita.com/ik-fib/items/12e4fab4478e360a82a1

 

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カテゴリー: BlogSSHtmux

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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