CircleCIで下記のように本番用とpre(stg)用で filters を使ってECS/Fargateをデプロイしているのですが、まったく関係ない特定のディレクトリ(docker,terraform)を修正してマージしてしまうと本番もpreもリリースされてしまいます。(なんだか怖い…)ということもあり、特定のディレクトリに差分があったら circleci step halt でjobを終了するようにシェルスクリプトを作ってみました。


■shell script/circleci

参考: https://qiita.com/sensuikan1973/items/2f7d04e7ce93305dd2f4

  • scripts/circleci/is_changed_directory.sh

git diff HEAD^ HEADは1つ前のコミットを確認して、masterにマージしたときはマージコミットの差分で見ています。 @ は配列なので変更があるファイル数で検知しているので、終了ステータスコードで判断しているわけではありません。なので、変更あるファイル数が(戻り値)0以外の場合で1以上ならば99を返して、 circleci step halt を実行しています。以下のようにCircleCIにはcheckout後に発動するのが良いでしょう。

  • .circleci/config.yml

  • docker/dev,terraformディレクトリに差分あった場合(job終了)

  • docker/dev,terraformディレクトリに差分がない場合(そのままデプロイ)


■まとめ

しかし参考にしたのをちゃんと理解してシェルスクリプト書かないとわけがわからないので、一つ一つのコマンドを手動で叩いて確認すると良き!あと運用してみてわかったけど、dockerディレクトリはメンテよくするからterraformディレクトリのみでいいな。


カテゴリー: CircleCI

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTA/TechBullで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティマネージャーとして立ち上げと運営をしている。また、過去「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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