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Adachinですっ。

久しぶりにDockerブログとなりますが、やはりDocker熱い!

検証のためDocker-machineでCouchebaseの環境をローカルで作ることがありました。

Docker Hubで既にイメージファイルがあるので、

ただ起動するだけという。

構築工数がまったくかからないので、Docker恐ろしすぎ。。。

そもそもCouchbase(NoSQL)はKey-Valueストアに分類されるデータストアで

データ量は増えてもパフォーマンスが落ちず、データサイズやサービスの成長に合わせて

柔軟に簡単にクラスターを拡張できるオープンソースとして有名です。

代表的なのがRedisとか…couchはクラスターなので便利かと。Redisはレプリケーションなイメージ。

とりあえずDocker構成から説明していきます。


■Single host, multiple containers

Dockerホスト一台の中にCouchbaseコンテナを複数作る感じです。(図書いてみました)

ただ、めちゃくちゃ重いのでMac Pro並のスペックじゃないとオススメしません。

じゃあどうするのか!
s01

 

・起動方法


■Multiple hosts, single container on each host

Dockerホストを複数作って、一台一台Couchbaseコンテナを起動する感じです。(図を書いてみました)

今回はこれで構築してみました。そこまでMacに負荷かからなかったのでHadoopの構築も検証できそうです。m01


■Docker ホスト作成

・確認

・ログイン

・Couchbase pull/起動

各Dockerホストで起動します。

・アクセス

各DockerホストのローカルIPでCouchBaseの設定をします。

192.168.99.100:8091

c01

・設定

検証なのでData RAM Quotaを最小にしました。

c02

サンプルはbeerで。

c03

メモリーサイズも最小で。c04

Eメール設定が出てきますが、基本Agree押して、あとはログインユーザのパスを設定しましょう。
次は各Dockerホストで作成したCouchbaseを追加してリバランス(分散)しましょう。c06
c05

設定完了!c07


■まとめ

10分ぐらいで構築できました。
簡単に構築できるので、本番環境と似たものを作る場合は
Multiple hosts, single containerを使うといい感じです。
Macも軽いし。しかしDocker面白すぎて土日も触ってしまう。。
最近、GITLABの最新バージョンがDockerコンテナのイメージをpushできるようになったので、
(・∀・)イイネ!!

参考:https://hub.docker.com/_/couchbase/

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カテゴリー: BlogCouchbaseDocker

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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