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dockerホストからコンテナに直接sshしたい場合、コネクションが一瞬で切れることがありました。

これは笑える。
強制遮断みたいな…w
もちろん他のサーバからdockerホストIP -p 200xxxとやっても遮断されます。
sshd.confが怪しいと思いきや…..


■原因は!?

PAM

だった。。
そもそもLinuxはユーザー認証のためにPAM(Pluggable Authentication Modules)
というモジュールが用意されていて、
プログラムに認証モジュールをプラグインする形で制御を行ってます。
以下のように。。

dockerコンテナの場合は上記のsshdにあるものを
追記すればコネクションは切れることはなくなりました。
(ちなみにコンテナのOSはCentOS6です)


■対応方法

・session optional pam_selinux.soの追記

・sshd再起動


■確認

できたわ!
他のサーバからもport指定してログインできました。


■まとめ

dockerちゃんセキュアだね〜%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-02-%e5%8d%88%e5%be%8c9-15-10

参考:http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0230.html
http://qiita.com/noya/items/5723ae55370478d60266

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カテゴリー: Docker

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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