以前こんなブログを書いたと思います。

https://blog.adachin.me/?p=3412

アタックが酷いからfail2banを導入したというお話。
基本これはiptablesでただDROPしているだけなのですが、
AWSの場合はセキュリティグループあるし、iptables設定するのもめんどくさいという方が対象ですw(apacheのみ)
というわけで.htaccessで拒否る方法をブログします。

そもそもアクセス来ているのを「あっちいけバイバイ」という設定をするイメージ。


■ちなみにxmlrpc.phpにアタックくるのはなぜ?

WordPressにはスマホアプリなどのXML-RPCを使った更新に対応しており、
xmlrpc.phpファイルが用意されています。
かつて前にこのファイルへDDoS攻撃、アタックの対象にされてしまうことが
あったからです。(今でも変わらず)
対応としてはxmlrpc.phpファイルを消せばいいのですが、
WordPressバージョンアップすると勝手に作られてしまいます。(おこ)


■設定方法

・ディレクトリはwordpress系

・.htaccessをコピー

・変更差分

RewriteBase以下にぶち込みましょう。


■確認

実際にアクセスログを見てみると、
301でリダイレクトされています。

さらに、メモリー空き容量もなんと1GB増えました。


■まとめ

これならfail2banを導入しなくても楽に設定できますね。
Disable XML-RPC Pingbackプラグイン入れても同じようなことできるみたい。
AWS ShieldはLBとcloudfront挟んでいれば自然に設定されます。


カテゴリー: AWSBlogSecurityWordPress

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTA/TechBullで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティマネージャーとして立ち上げと運営をしている。また、過去「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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