皆さんお久しぶりです!2ヶ月ぶりのブログ更新となります。最近、iPhone16 Proを購入し、写真をひたすら撮りまくっています。それ以外にも、私が運営しているコミュニティ「TechBull」で、8月にTechブログを公開しました。おかげさまで運営チームも拡大し、とても盛り上がっているところです!

https://techbull.cloud/

さて、本題に入りますが、私は個人のメールにGmailを利用しているのですが、時々大事なメールを見逃してしまうことがありました。そこで、LINEに通知が来るように設定しています。実は、5年前にGoogle Apps Script(GAS)とLINE Notifyを使ってこの仕組みを実装し、それ以来ずっと愛用しています。

GoogleがIFTTTサポート終了!?GASでGmailの新着メールをLINE Notifyで通知させてみた!

ところが!!なんとLINE Notifyが2025年3月31日でサービスを終了するとのことです。(急な告知にビビりました…)しかし、代替としてLINE Messaging APIを利用すれば問題ないとのことだったので、無事に移行できました。今回はその移行方法についてブログにまとめたいと思います。

https://notify-bot.line.me/closing-announce


準備

  • LINE Developerにフリープランで登録し、LINEアカウントでログイン

https://developers.line.biz/ja/

ちなみに月額利用料: 無料、メッセージ配信数(無料分): 1000通、追加メッセージ料金: 追加購入不可なので十分でしょう。

  • プロバイダーを作成

https://developers.line.biz/console

  • 新規チャネルを作成
  • 対象のチャネルからMessaging API設定でチャネルアクセストークンを発行
    • QAコードも読み込ませて公式友達として登録


GAS

https://script.google.com/home/start

  • gmail-line.js

https://developers.google.com/apps-script/reference/gmail?hl=ja

LINEBOT_CHANNEL_TOKEN はチャネルアクセストークンの指定と、 GMAIL_QUERY はGmailのラベルを指定してください。 MAX_THREADS ではGmailのAPI制限に引っかからないように10通までを上限としています。それと毎回Gmailでの未読メールを管理するのがめんどくさいため、LINEで通知されたら新着メールを既読するようにしました。

  • トリガー

Exception: Request failed for https://api.line.me returned code 429. Truncated server response: {“message”:”You have reached your monthly limit.”} (use muteHttpExceptions option to examine full response)
at pushMessageToLineBot(gmail-line:37:15)
at [unknown function](gmail-line:18:5)
at main(gmail-line:8:11)

1時間に一回にしないとLINEのAPI制限に引っかかるので気をつけましょう。分単位で実行したい場合は課金するしかなさそう。


動作テスト

  • 実行数

  • テストメールを送る

Yeah!!!


まとめ

移行お疲れ様です!しかし、便利だな。LINEにGmailの通知が来ることで見逃しがなくなるので、皆さんも、ぜひ試してみてください!てかIFTTT→LINE Notify→LINE Messaging APIと2回も移行しているのか…もうサービス終了しないでくれ!w


カテゴリー: GASLINE Messaging API

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTA/TechBullで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティマネージャーとして立ち上げと運営をしている。また、過去「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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