S3static website hostingをしている場合、非エンジニアがファイルアップロードしたい(Cyberduck)のでアカウント作成お願いします!と依頼されて、権限周りをちゃんと設定しないと間違えてバケット消してしまった!アーーーーッ!!!?などどならないように、今回ポリシーを新たに設定してみました。


■やりたいこと

  • すべてのバケット一覧を表示するように
  • 対象のバケット以外はアクセスできないように
  • バケット自体を削除できないように
  • ファイルのアップロードができるように
  • ファイルを削除できるように
  • ファイルの名前を変更できるように

■ポリシーの追加

https://awspolicygen.s3.amazonaws.com/policygen.html

Policy Simulator使うと楽!

  • S3-Upload_hosting.adachin.jp

あとはこのポリシーをIAMユーザに紐付けてクレデンシャルを発行すればOK


■確認

  • 他のバケットにはアクセスできないのでOK

 

  • ファイルアップロードOK

 

  • ファイルの削除OK

 

  • 恐怖のバケット削除!!できずOK

ちなみにバケットに入ってからのファイルの削除は可能となります。
(バージョニングは有効に!!!)


■まとめ

デフォルトのポリシーであればいいのにと思った。


カテゴリー: AWS

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTA/TechBullで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティマネージャーとして立ち上げと運営をしている。また、過去「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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