Hai Adachinです。
みなさんIPMI知ってますか!?私はまったく無知で、自宅サーバの裏側を見たら・・・
IPMIというラベルが貼っていたという・・・(´・ω・`)
多分クラウド(AWS)とか使ってる人は馴染みがないと思いますが、
オンプレで運営する場合、必ず設定する必要があります。
最近なんでもクラウドでいいじゃんと思っていましたが、物理も理解していないとダメなんだと・・・
例えば間違えてネットワークの設定をしてしまった、sshできないなど、
IPMI用のIPをサーバに振っておけば通常通りログインできるので一安心なわけです。
というわけでIPMIコマンドの使い方を忘れないためにブログします。
■通常の設定の場合
IPMI の IP アドレスは BIOS 上から変更し、通常のネットワークの設定をします。
サーバ立ち上がったらすぐにdeleteボタン押すっ!の作業ですね。
■対象サーバでのIPMIのIPアドレスを確認する場合
ふと、このサーバのIPMIアドレスなんだっけと思った場合は下記のように確認できます。
・IPMI のサービス、imptool をインストール、起動、確認
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
$ sudo yum install OpenIPMI ipmitool $ sudo service ipmi start # ipmitool lan print |grep IP IP Address Source : Static Address IP Address : xxx.xxx.xxx.xxx IP Header : TTL=0x00 Flags=0x00 Precedence=0x00 TOS=0x00 Default Gateway IP : xxx.xxx.xxx.xxx Backup Gateway IP : 0.0.0.0 |
これでIPMIのアドレスが確認できます。
■ネットワーク周りを変更する
・IPアドレスの設定
1 |
# ipmitool lan set 1 ipaddr ip address |
・サブネットマスクの設定
1 |
# ipmitool lan set 1 netmask netmask |
・デフォルトゲートウェイの設定
1 |
# ipmitool lan set 1 defgw ipaddr ip address |
■ログインユーザの確認と変更
・確認
1 |
# ipmitool user list 1 |
・追加
1 |
# ipmitool user set name adachin |
・パスワード設定
1 |
# ipmitool user set password adachin |
・権限変更
1 2 |
# ipmitool user priv 4 4 1 1 = callback, 2 = user, 3 = operator, 4 = administrator |
・有効化
1 |
# ipmitool user enable 4 |
■コンソールに接続/再起動
いつものサーバにssh出来ない場合はこれでログイン
1 |
# ipmitool -I lanplus -H IPaddress -U adachin -e \& sol activate |
1 |
# ipmitool -I lanplus -H ipmi -U adachin power reset |
■まとめ
AWSだとコンソールから再起動をすればいいですが、
物理だとこんなやり方です。
参考:http://www.sssg.org/blogs/naoya/archives/1836
0件のコメント