CloudWatchlogs awslogsインストールと調べると、「あ、wgetでインストールするのか…パッケージないのかな」からの、これ2014年の記事じゃねええか!と結構古い記事が出てくるので、設定方法とansible化したのでブログします。

※今回はコンソールでログを可視化するところまでにします。(OSはAmazon Linux1)


■awslogsは何がすごいのか

AWSが提供しているログ監視ツールで、EC2のログやアプリのログを収集して、リアルタイムでモニタリングしてくれる強者。

さらに

・特定の文字のフィルタリング
・グラフ化
・Amazon SNSと連携してアラートも設定できる
・ログデータをS3にエキスポートしてくれる


■インストールと設定

まずは

・IAMのロールにCloudWatchLogsFullAccessをぶち込みましょう
・CloudWatch Logsエージェントのインストール

・/etc/awslogs/awscli.conf

・/etc/awslogs/awslogs.conf

今回はmessagesとcronとelasticsearch系にしてみました。

・awslogsサービスの起動

・自動起動の設定


■AWSコンソールの確認

・ちゃんとログ取れてる


■Ansible化

・cloudwatch_logs

・cloudwatch_logs/tasks/main.yml


■まとめ

しかしこんなに簡単に設定できるのはいいですね。Amazon恐るべし!そういえばcloudwatch logsのログは/var/log/awscli.logにできるのですが、それ自体を監視するとエラーが出るので注意。(OperationalError: database is locked)みたいなエラー吐くはず。

ちなみに(2016年12月)時点での東京リージョンでの利用料金はこんな感じ。
$0.50 : 取り込み GB あたり
$0.03 : GB あたりのアーカイブ/月

参考
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonCloudWatch/latest/logs/QuickStartEC2Instance.html


カテゴリー: AnsibleAWS

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTA/TechBullで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティマネージャーとして立ち上げと運営をしている。また、過去「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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