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Amazon Linux2にいつものようEPEL/remiリポジトリを使って、AnsibleでPHPをインストールすると以下のようにエラーが出た。

ちなみにAnsibleのコードは以下。

そもそもamzn-mainリポジトリをdisableしているのにも関わらず、そんなリポジトリはないと言われる。もちろんamazon linux2のリポジトリは amzn2-core.repo を参照しているので、 disablerepo=amzn2-core と指定してもインストールにエラーが出ます。今回Amazon Linux2の仕様やその対処方法をブログします。


■amazon-linux-extras list

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/amazon-linux-ami-basics.html

Amazon Linux2にはExtras Libraryと呼ばれるパッケージが存在し、特定のパッケージをより新しいバージョンで利用することが出来ます。 Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL) のような位置づけのようで、通常はディストリビューション標準のパッケージを利用する一方で、特定のパッケージではより新しいバージョンを使うことができるみたい。

が!!

使用できるパッケージが限られるため、EPEL/remiリポジトリを使ってインストールするのが好ましいでしょう。

ちなみに

・Scripting amazon-linux-extras?

Scripting amazon-linux-extras?
byu/SSilver2k2 inaws

Ansibleでamazon-linux-extrasコマンドを使ってインストールするにはまだモジュールがないため、shellモジュールを使ってインストールするしかないようです。(まだ使わなくても良さそう?)


■CentOS、RHEL、または Amazon Linux が実行されている Amazon EC2 インスタンスに対して EPEL リポジトリを有効にする方法を教えてください。

https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/ec2-enable-epel/

EPEL/remiリポジトリを使ってPHP7.2をインストールしてみます。

・RHEL 7 および Amazon Linux 2 で EPEL/remi rpmパッケージをインストールして有効にする

・amzn2リポジトリの優先度を下げる

amzn2の優先度をデフォルトの99に変更すると、–enablerepoオプションで指定のリポジトリを参照するようになります。

・install php7.2

・yum info php/installed

ansibleは以下のようにすると確実!


■use Ansible


■まとめ

Amazon Linux2はいろいろと変わってることに注意!!systemctlサイコー!!

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カテゴリー: AnsibleAWSPHP

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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