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[AWS][ECS][Fargate]RailsをCircleCIでデプロイする前にDockerfileでやること

前回のブログではCircleCIでデプロイする前にDockerfileでやることをブログしましたが、今回はstg環境をリリースするまでCircleCIのOrbsでECR/ECS/Fargateにデプロイする方法を紹介したいと思います!ようやく実現できたので、まずは構成からいってみましょう。


■構成

  • ディレクトリ構成

CircleCIの流れは以下。(rspecも同時に動いています)今まではimageをpushしてECSのリビジョンの更新と、サービスのタスク定義の更新まで ecs-deployを使ってデプロイしていましたが、Orbsを使って簡単にデプロイできるようになりました。

https://www.publickey1.jp/blog/20/circleciawsgoogle_cloudkubernetesorb.html

  • Githubでdevelopブランチにプルリクを出す
  • add .env、Dockerfile buid、copy source、bundle install
  • imageをECRにpush
  • ECSリビジョン更新、サービスのタスク定義の更新
  • DBマイグレーション

■Dockerfile/CircleCI

  • app/docker/stg/adachin-app/Dockerfile

  • .circleci/config.yml

https://circleci.com/orbs/registry/orb/circleci/aws-ecr

https://circleci.com/orbs/registry/orb/circleci/aws-ecs

※追記
Commandsだと乱雑化してしまうので、Jobsで管理したほうがもっとシンプルで見やすくなるので以下を参考にしてください。またOrbsも最新バージョンとなっています。(2021/04/22)

https://github.com/RVIRUS0817/circleci_plaza/blob/master/ecs_rails-deploy/config.yml-latest

まずWorkflowsJobs として rspec 25行目(CI)デプロイ 67行目(CD) を分けており、環境変数は全て Environment Variables で管理しています。また .env の情報はGIthubでセキュリティ上管理したくないので、変数をCircleCI側の環境変数にechoで展開したく、Jobsだと制御できなかったため Commands で実装しました。Githubにpushするだけでstg環境へリリースされるので、本番環境はmasterにマージされたらリリースするようにworkflowsに追加すればOKです。

  • Jobs rspec

  • Jobs build_push_stg

  • ECS

ALBに反映されていればOK!


■まとめ

CircleCIってMacのローカルと同様にbuildするという概念と理解不足でめちゃくちゃハマりましたが、CircleCIはマジで何でもできるので、ECS/Fargateデプロイ初めてやる方は参考にしてみてください!

※追記
db:migrate方法について詳しくは以下を参考に。

[ECS/Fargate][run-task][Rails]CircleCI Orbsを使ってdb:migrateを行う

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adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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