Hai Adachinです。
本日はKVMゲストのバックアップと復元方法をブログします。
仮想化ゲストを復元するにあたってこんなに簡単で移行も楽だと驚きました!
というわけでちゃちゃっと説明します。
※今回は仮のサーバから本番サーバに移行する場合です。&本番サーバにはkvmインストールがされていることとします。
■KVMゲストの構成について
結局どれをバックアップすればいいのか!
以下の2つをコピーすればいいのです。
・イメージファイル
| 1 | /var/lib/libvirt/images/対象のイメージファイル | 
・xmlファイル
| 1 | /etc/libvirt/qemu/対象のxml | 
しかしただコピーするというわけではありません。
下記にハウツーを書いときます。
■ゲストバックアップと復元
・まずは各ゲストをシャットダウンします
| 1 | # virsh shutdown 対象のゲスト名 | 
・バックアップディレクトリの作成
| 1 | # mkdir -p /home/adachin/kvm/backup | 
・xmlをdump[バックアップ]
| 1 | # virsh dumpxml 対象のゲスト名  > /home/adachin/kvm/backup/対象のゲスト名.xml | 
・イメージファイルのコピー
| 1 | # cp -r /var/lib/libvirt/images/対象のゲスト名.qcow2 /home/adachin/kvm/backup/ | 
・scpで本番サーバに移行
rsyncでもいいかも
・bacupにあるイメージとxmlを以下の場所にコピーする[本番サーバにて]
| 1 2 | # mv *.qcow2 /var/lib/libvirt/images/ # mv *.xml /etc/libvirt/qemu/ | 
・xmlを定義[本番サーバにて]
| 1 | # virsh define /etc/libvirt/qemu/対象のゲスト名.xml | 
・対象のゲストを起動する
| 1 | # virsh start 対象のゲスト名 --console | 
以上!
■まとめ
これでKVMのゲスト移行は特に心配しなくてもOK
次回はゲストの構築方法をブログします。
参考:自分で考えた
 
													 
													 
													
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