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Ansibleにはnotifyという属性を使って、confなど変更があった場合にサービスを再起動(コールバック処理)などできますこれを一般的にハンドラと言うのだが、あまりにも役に立つので紹介しましょう。


■Playbook

今回はelasticsearchのconfが変更あったら再起動させるplaybookを作ってみた。

・流れ

1.filesにあるファイルをコピーする
2.ファイルが変更あったらhandlersを呼んでelasticsearchを再起動させる

まずはhandlersというディレクトリを作成します。

・handlers/main.yml

ここはelastisearchを再起動するplaybook。

・tasks/main.yml

copyモジュールでコピーしてからのnotifyでファイルに変更あったら再起動させるようにします。これで実行してみれば分かるのだが、タスクがChangedを返さないとハンドラは起動しないようになっています。


■まとめ

ハンドラいいね!余談なのだが、「あだちん冪等性って知ってる?」と言われ、今までAnsibleは機能ごとにtagで指定してplaybook実行していたのだが、それはやってはならんと知り、愕然としたw次回は冪等性とはなんなのかブログで紹介したいと思います。

参考
http://docs.ansible.com/ansible/playbooks_intro.html

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カテゴリー: AnsibleBlog

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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