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Zabbix運用していると悩むのがDBの肥大化。何がそんなにDB使ってるのか把握したいとこですが、今回改善方法をブログします。別でRDS使ってもじゃんじゃん肥大化するので、なるべく監視サーバはコスト削減したいところです。となるとDBはサーバ内で管理するのが無難!


環境

  • zabbix3.0
  • MySQL5.7

/var/lib/mysql 

historyがデカすぎ!

元々ディスクは50GBしかないので….zabbixサーバ構築時に管理>一般設定>データの保存期間をちゃんと設定しないと古いデータがそのまま残ってしまいます。

もちろん保存期間設定しなおしても古いデータが残るのでzabbixさんそこらへんうまいことやってほしいですね→Housekeeperで消えるそうです!それにDBについては定期的にフラグメント対策をしないと一生増え続けるので早急に対策をしましょう。


How to

以下のようにある期間だけhistory(グラフ)を残して以前のものは抹消するやり方が一番いいのかと思います。

1.zabbixのアクションを無効からのDBをダンプする(ここらへんはダンプスクリプトを作っておくべき)

2.zabbix serverを止める

3.現テーブルをコピーして別テーブルで保存(1週間分)

timestampについては以下

https://www.epochconverter.com/

4.コピーした別テーブルを現テーブルに移行

5.zabbix-server 起動

残りのテーブルも同様に。ちなみに3から4までスクリプトにしてみると以下になる。

  • delete-tables-1month.sh

  • tables.list


期間もコピーできない状態になってしまったら

上記のようにテーブルを空にします。空にするとグラフが消えるだけなので、監視には影響ありません。


DBのデフラグメント用スクリプトの準備

これをcronで1日一回仕込めばフラグメント対策はOK。


まとめ

これでDBの肥大化は心配なし!

参考
http://phucnw.blogspot.jp/2014/11/cleaning-up-zabbix-database.html


※追記

なんとTwitterでzabbixマスターさんにたくさんコメントを頂きました!
自動削除オンになっているんだが….謎すぎる。。

現在はちゃんと自動でディスク減らしてくれてます。

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カテゴリー: MySQLZabbix

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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