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さあて、Vulsの新バージョンv0.5.0にアップデートしてみました!
v0.4.2からv0.5.0へアップデートするにはgostとvulsリポジトリを削除してもう一度入れ直すという
作業が発生します。今回試してみましたので参考にしてくだせえ〜〜


■v0.5.0

https://github.com/future-architect/vuls/releases/tag/v0.5.0


■Install Manually on CentOS

https://vuls.io/docs/ja/install-manually-centos.html

今回はAmazon Linux上で試しています。
まずはgost (go-security-tracker)をデプロイしましょう。(下記リポジトリより)
https://github.com/knqyf263/gost

ちなみにgostはSecury Tracker(Redhat/Debian)をローカルにコピーして、さらにスキャン性能があがるとのことです。もちろんウォッチリストにCVEを登録すればメールやSlackで通知もできるみたいです。

・Deploy gost

・fetch security tracker

・Remove Vuls0.4.2/go-cve-dictionary

・Auto update (goval/go-cve-dictionary/gost,Vuls)

自分で作った自動アップデートスクリプトでかまします。

[Update Vuls to the latest version]Vulsのアップデートを自動化しやした!

https://gist.github.com/RVIRUS0817/7702134ec4870057141c1239edffa6a1#file-vuls-update5-sh

できた!これでアップデート完了!

・config.toml

スキャンモードが増えまして、様々な環境によって使いこなすことができますな。
deepスキャンはVuls0.4.2の時と速さは同じなので、基本fastかfast-rootにしましょう。

・test vuls scan/report

flag provided but not defined: -format-short-text

-format-short-textがなくなったらしく、-format-one-line-textに変更してみました。
するとちゃんとSlackとChatWorkに通知OK!!


■まとめ

とりあえずまずはアップデートから行って、
後ほど新機能について深く触っていければと思います!!

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カテゴリー: vulnerabilityVuls

adachin

1989年生まれのFindy/SRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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