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Zabbixはページの表示が遅いイメージがありますが、Grafanaと連携すると使い勝手がよくなり、デザインに圧倒されるので今回導入してみました。


■About Grafana

https://grafana.com/

GraphiteやElasticsearch、OpenTSDB、Prometheus、InfluxDB等の
データソースに蓄積されたデータを可視化するダッシュボードツール。
Kibana3からforkされたOSSであり、コミュニティにより活発に開発が進められているとのこと。
プラグインも豊富で各サービスと連携しやすいのがメリット。


■Environment

・CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)(GCE)
・grafana-server v4.6.3
・alexanderzobnin-zabbix-app v3.8.1
・zabbix_server (Zabbix) v3.0.14
・H2O v2.2.4

・Open port 3000


■Install Grafana

・install fontconfig

・install grafana-4.6.3-1

・systemctl grafana

・install alexanderzobnin-zabbix-app


■Add zabbix user grafana

ZabbixからGuestユーザグループにgrafanaユーザを作りましょう。
権限は全てのホストをぶち込んでread onlyにします。


■Setting Grafana

・URL

http://adachin.com:3000
first pass admin/admin

・Installed Apps

・Zabbix plugin Enable

・Data Sources

Save & Test押して緑バナー出てきたら連携OK!!


■Zabbix Server Dashboard

こちらはZabbix3自体のモニタリング専用のダッシュボードとなります。
もしグラフ出てこない場合は以下のようにEditしてホスト名を指定してあげればOK。


■Zabbix System Status

障害情報が各ホストグループで可視化されてます!分かりやすい。


■Zabbix Template Linux Server

こちらは各ホストのリソースがグラフ化されてます。(あとでディスクなり追加しとこう)
ホストグループごとにちゃちゃっと切り替えができます。(はやっ)

カスタマイズ後・・・


■まとめ

ZabbixとGrafana連携は簡単!しかもGrafanaは一つのMetrics作れば変数化されるのでわざわざZabbixスクリーンポチポチする必要がない!今後はホスト追加はzabbix-ansibleで行ってグラフはGrafanaで見ていくのが効率良い!URLアクセスは後ほど、次回はH2Oで3000portから/grafanaにプロキシしてアクセスできるように試してブログ書きます。

↓書いた

[Zabbix3][Grafana][H2O][reverse proxy]H2OでGrafanaをリバースプロキシしてみた!

Grafana-Zabbixはansible化もしてるので参考に。

https://github.com/RVIRUS0817/ansible_grafana-zabbix

参考
https://grafana.com/grafana/download
http://azure.sios.jp/archives/4979

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カテゴリー: CentOSGrafanaZabbix

adachin

1989年生まれのSRE。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、緊急対応、AWS/Azureでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、Kubernetes保守、インフラコード化、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化などを担当している。個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のSREインフラコンサルティングやMENTAで未経験者にインフラのコーチング/コミュニティの運用を実施している。また、「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/技術広報/テクニカルサポート/コントリビュータでもある。

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